しゃべってもしゃべっても、はなし足りない。

連日降り続く雨。

もはや春雨なんて優雅なものではなく、豪雨そして関東甲信越は積雪。

そんな雨の中、T恵ちゃんとお茶会をしてきました。

まるで降り続く雨のように、先月から落ち込み続けている模様の彼女をみかねてお茶会に誘ったのでした。

感受性の強い彼女。

よくも悪くも心が敏感すぎて、ちょっとした出来事に気持ちが大きく揺れ動いてしまうみたいです。

その儚い感じがとても魅力的なのですが、きっと人にはなかなか理解してもらえないことも多いだろうと想像できます。

二人のお気に入りのホテルのラウンジで、アフタヌーンティー。
三段に盛られた、サンドウィッチやスコーン、迷いに迷って選んだケーキ、クッキー。

私では考えられないほど小食な彼女は、それでも食べきれるかどうか…

でもお茶も１０種類以上のなかから選び放題、飲み放題。

ちょっと薄暗くて、高級感があるラウンジはゆっくり落ち着けて話も弾む。

１１時３０分の予約から、「お客様…」と声をかけられるまでしゃべりっぱなしで、まだケーキまでたどり着いていないのに、もう２時間が経っていました。

お腹はいっぱいなのに、まだ話足りなくて、場所を変えてカフェでしゃべり倒す。

私とは全く違うタイプの人で若い頃だったらきっと敬遠して話さないタイプ、というよりむしろ苦手なタイプだったと思います。

なぜこんなに波長があうのか正直わからないけれど、いつも手放しで私を受け入れてくれるところがきっと心地いいのだと思います。

そういう彼女のやさしさが、私の心も穏やかなものにしてくれるのだと思っています。

彼女の話を聞いてあげるつもりが、癒されているのはわたしのほうなのかも。

いつもありがとう。これからもよろしく。